私道に面した土地を売る話
私道に面する土地を売る話しという題名ですが、私道とはなに?という方に簡単にご説明すると一見道路のようになっていますが、実は個人が所有している土地を私道と言います。(ものすごい簡単な説明ですいません)
その私道に面した土地を売却するにあたり、買主から私道の通行・掘削承諾書(略して私道承諾です)を取ってくれと言われたりします。では私道承諾とはなに?と言われるとこれも簡単な説明ですが、歩いたり、車で通ったり、あとは水道や下水、ガスを通すのに道路を掘らせてねという承諾です。
これが売買の条件になっていたりするんですが、これがガチャのようなもので私道所有者のなかには承諾を出さないという方もいられます。そうするとせっかく契約した取引がダメになってしまったりするので、不動産業者からするとかなりドキドキする話しです。
私も過去に何度も私道の取引に遭遇していますが、20件の承諾を2日で取れたこともあれば、5件の承諾のうち1件が取れず、売買契約がダメになったこともありました。(ちなみにその案件は別の買主様を見つけて、無事に売却を終えています)
このように運任せ、開けてみないとわからないという側面があるのが私道ですが、承諾を取るには担当者の事前準備や私道所有者にしっかりと説明をできるかなどで成功するか失敗するかは分かれると思います。(なかには私道所有者を怒らせたなんていう話しも聞きますので)
もし私道に面した土地の売却など不動産売却でお悩み、お困りであれば弊社でお力になれるかもしれませんのでお気軽にご連絡ください。